守り方

GMOコインの2段階認証|設定・方式の変更・機種変更前に公式ヘルプで確かめること

GMOコインの2段階認証を、公式ヘルプの記載だけで整理します。SMS・電話・アプリの3方式の違い、アプリへの変更手順とアカウントキーの控え方、機種変更前の引継ぎ、コードが届かないときの確認順まで。

机の上に置かれた2台の端末と、小さな鍵を入れた封筒が並ぶ落ち着いた場面
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GMOコインの2段階認証は、どの方式を選ぶかと同時に、端末を替えたときにどう戻すかまで決めておく設定です。

確認日: 2026年10月2日。この記事はGMOコインのサポートページ(2段階認証の項目)と日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の注意喚起の記載を対象とし、他社との比較や銘柄の話は扱いません。

本文の公式リンクは広告ではありません。ヒーロー画像はAI生成のイメージです。

1. 先に知っておく制約:2段階認証は解除してもらえない

GMOコインは、携帯電話が使用できなくなった場合について、セキュリティの観点から2段階認証の解除はできないと案内しています。端末を失ってから慌てないよう、この制約を最初に確認しておきます。

公式ヘルプによると、認証方法がSMSまたは電話の場合は、携帯電話の交換や機種変更をしても、電話番号やメールアドレスに変更がなければ引き続き認証できます。変更があった場合は問い合わせフォームからの連絡が必要です。

認証方法がアプリの場合は、「アカウントキー」を控えていれば復元できますが、控えていない場合は復元できず、認証方法をSMSまたは電話へ変更する必要があるとしています。その変更も問い合わせフォームからの連絡になります。

出典: GMOコイン:携帯電話が使用できなくなりましたが、2段階認証は解除してもらえますか

2. 選べる3つの方式と、2段階認証が求められる操作

GMOコインの2段階認証は、SMS、電話、アプリの3種類から選べます。次の表は、確認日時点の公式ヘルプの記載をそのまま並べたもので、どの方式が優れているかを示すものではありません。

方式 コードの届き方(公式ヘルプの記載) 設定できる時期
SMS 登録電話にショートメッセージで届く 口座開設時から
電話 登録電話に自動音声で届く 口座開設時から
アプリ Google Authenticator(Google認証システム)が生成したコードを使う 口座開設完了後

SMSと電話の場合、ログイン時の認証コードは、初回はSMSまたは電話で届き、同じ環境からの2回目以降のログインでは登録メールアドレス宛てに届くと案内されています。ブラウザの環境が変わったり、クッキーを削除したりして初回ログインと判断された場合は、再びSMSまたは電話で届きます。

公式ヘルプは、口座の安全のため、新しい端末やブラウザでのログイン、口座開設コードの入力時、登録情報の変更、パスワードの変更時、日本円の出金、暗号資産の送付に2段階認証が必要だとしています。

ログイン時の認証は、【この端末ではログイン時の2段階認証を省略する】にチェックを入れると、同一環境に限って省略できます。別の端末・ブラウザ・IPアドレスからのログインや、OSやブラウザの更新後は再び求められ、出金・送付・登録内容の変更時の認証は省略できません。誤って省略設定をした場合は、【設定】-【2段階認証】の[省略設定をリセットする]で戻せます。

出典: GMOコイン:「2段階認証」とは、GMOコイン:2段階認証のメールが届かない場合、どうすればいいですか、GMOコイン:ログイン時、2段階認証を省略することはできますか

3. 方式の確認と、アプリ認証へ変更する手順

現在の方式の確認と変更は、ログイン後の会員ページ右上のお客さまアイコンから【設定】-【2段階認証】へ進むと行えます。方式の組み合わせごとに変更手順のページが用意されており、ここではSMSからアプリへの変更を例に、公式ヘルプの流れを要約します。

  1. 【設定】から【2段階認証】へ進み、「現在の認証方法」で[変更する]を選ぶ
  2. 「アプリで認証」にチェックを入れ、[変更する]を選ぶ
  3. 登録メールアドレスに届いた認証メールのリンクを開く
  4. 登録電話にSMSで届いた認証コードを入力し、[送信する]を選ぶ(公式ヘルプでは有効時間5分と注記)
  5. Google Authenticator(Androidは Google認証システム)を入れ、[+]から[バーコードをスキャン]でQRコードを読み取る
  6. アプリに表示された認証コードを入力して[送信する]を選び、変更が完了する

QRコードを読み取れない場合は、QRコード下の[QRコードをスキャンできない場合]を選ぶと、アプリへ手入力するための文字列が表示されます。公式ヘルプは、この画面に表示される英数字を「アカウントキー」と呼んでいます。

口座開設の流れのどこで2段階認証が出てくるかは、GMOコインの始め方でまとめています。

出典: GMOコイン:2段階認証方法を変更したいです、GMOコイン:2段階認証方法の変更<SMS→アプリ>

4. アカウントキーは、アプリへ切り替えるときにしか表示されない

アプリ認証を選ぶ場合、設定作業の中でいちばん後戻りしにくいのがアカウントキーの控えです。公式ヘルプは、アカウントキーはアプリ認証へ設定する際にのみ表示され、設定時に取得していない場合は再取得できないと案内しています。

すでにアプリ認証を使っていて控えがない場合、公式ヘルプが示す方法は、一度SMSまたは電話へ方式を変更し、再びアプリ認証へ戻す際にアカウントキーを取得する流れです。切り替え画面で「QRコードをスキャン出来ない場合」を選ぶと表示されます。

控えたアカウントキーで復元するときは、認証アプリを起動し、初めて使う場合は「手動で入力」、使用中の場合は「+」を選び、アカウント名に任意の名称(例として「GMOコイン」)、キーの欄にアカウントキーを入力して登録します。公式ヘルプは、アカウントキーの保管は利用者自身の責任と判断で行うよう注記しています。控えの置き場所の考え方は暗号資産の守り方でも触れています。

出典: GMOコイン:アプリで2段階認証をしている場合、携帯電話の機種変更前に手続きは必要ですか

5. 機種変更の前に確認する分岐

端末を替えるときの手順は、認証方法と、旧端末が手元で使えるかどうかで分かれます。公式ヘルプの記載を、確認する順番に並べると次のとおりです。

最初に、自分の認証方法を確かめます。現在の認証方法は?【設定】-【2段階認証】で確認SMS・電話電話番号・メールが同じなら機種変更後も認証できるアプリ旧端末は使える?番号・メールが変わるなら登録変更・問い合わせ使えるアプリの「エクスポート」で新端末へ引継ぎ使えないキーあり:入力して復元キーなし:問い合わせてSMS・電話へ変更
GMOコインの公式ヘルプに記載されている分岐を整理したもの。2段階認証の解除はできないと案内されている。手順の詳細と画面の名称は公式ヘルプで確認する。

旧端末が手元にあり使える状態なら、アカウントキーを使わずに引き継げると案内されています。旧端末の認証アプリで検索ボックス右側のメニューから「アカウントのエクスポート」を選び、引き継ぐコードを選んで表示されたQRコードを、新端末の認証アプリの「QRコードをスキャン」で読み取る流れです。

アカウントキーを控えずにアプリを削除した場合や、旧端末が手元にない・使えない場合は、問い合わせが必要です。機種変更に伴って登録電話番号やメールアドレスが変わる場合は、登録変更の手続きも別に必要になります。

出典: GMOコイン:アプリで2段階認証をしている場合、携帯電話の機種変更前に手続きは必要ですか、GMOコイン:携帯電話が使用できなくなりましたが、2段階認証は解除してもらえますか

6. コードが届かない・通らないときの確認順

公式ヘルプは、2段階認証ができない場合の確認事項を方式ごとに挙げています。共通して挙がっているのは、Google Chromeの最新版を使っているか、プライバシーモードになっていないかの確認です。

SMSの場合は、登録メールアドレス宛て(迷惑メールフォルダを含む)にコードが届いていないか、SMSの受信設定、Wi-Fiではなくモバイル通信を使っているか、SIMカードによってSMSを受信できない場合があることなどが挙がっています。メールでコードを確認する際にログイン画面がリロードされるとエラーになるため、タブを維持したまま入力するよう注記されています。

アプリの場合は、設定がアプリになっていない可能性も含めてメールの受信フォルダを確認し、アプリを削除してコードが分からなくなった場合は、方式をSMSまたは電話へ変更するために問い合わせるよう案内しています。メールが届かない場合は、送信元の no-reply@coin.z.com から受信できる設定になっているか確認します。

身に覚えのない認証コードが届いた場合について、公式ヘルプは、スマートフォンアプリの自動ログインや、口座開設時に別の人が電話番号を誤入力した可能性を挙げたうえで、不正アクセスが懸念される場合は問い合わせるよう案内しています。2段階認証全般の考え方は二段階認証の設定手順で整理しています。

出典: GMOコイン:2段階認証ができません、GMOコイン:2段階認証のメールが届かない場合、どうすればいいですか、GMOコイン:2段階認証コードが届きましたが、覚えがありません

7. 設定しても残るリスク

2段階認証を設定しても、偽サイトに自分でコードを入力してしまう経路は残ります。JVCEAは2025年5月23日の注意喚起で、多要素認証が提供されている場合は必ず設定すること、パスワードを使い回さないこと、公式サイトをあらかじめブックマークしてアクセスすること、見覚えのある送信者からのメールやSMSでも掲載されたリンクを開かないこと、身に覚えのないログインや取引があれば利用している交換業者に確認することを挙げています。

次に確認することは、【設定】-【2段階認証】で自分の現在の方式を確かめ、アプリ認証ならアカウントキーの控えがあるかを、機種変更の予定より前に確認することです。

出典

当記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。 取引には価格変動・流動性・システム障害等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。 記事内容は執筆時点の情報に基づきます。手数料・サービス内容の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。