クリプトデイリー 2026-10-25
GMOコイン、自動売買ツール経由とみられる不正取引で注意喚起/ソラナの新コンセンサス「Alpenglow」がメインネットで稼働/米SEC、トークン化株式の取引所を届け出た3社を公表。今日の3本です。

AI生成のイメージ画像です。
今日は「自分の口座の守り方」「チェーンの確定の速さ」「株のトークン化の制度」の3本です。1本目は口座を持っている人なら今日のうちに確認できる内容なので、先に置きました。
1. GMOコイン、自動売買ツール経由とみられる不正取引で注意喚起
GMOコインは10月23日、複数のFX業者で自動売買ツールによるものと考えられる不正取引が報告されているとして、利用者に注意を呼びかけました。GMOインターネットの「お名前.com デスクトップクラウド」上で動く取引ツールに関連して、第三者による不正操作が報告されているとしています。同社は「現段階では当社の口座における不正な操作は確認されておりません」と説明しています。そのうえで、取引履歴・注文履歴・建玉・残高の確認、パスキーの設定、ログイン通知と約定通知の有効化、使っていないAPIキーや心当たりのないAPIキーの削除を求めています。
出典: GMOコイン
ひとこと(Jura) — 自動売買を使っていない人でも、項目のうち「パスキー」と「ログイン通知」はそのまま役に立つ設定ですね。APIキーは作ったこと自体を忘れやすいので、一度一覧を開いて、使っていないものを消しておくのが確実だと思います。身に覚えのない取引があった場合はパスワード変更とお問い合わせフォームからの連絡を、と案内されています。
2. ソラナの新コンセンサス「Alpenglow」がメインネットで稼働
ソラナで、新しいコンセンサス方式「Alpenglow(アルペングロー)」が10月21日にメインネット(ベータ)で稼働しました。従来の「TowerBFT」を置き換えるもので、バリデータの投票処理をオフチェーンに移しています。取引が確定するまでの時間(ファイナリティ)は約12.8秒から約150ミリ秒に短縮されたとされています。一方、ブロックを伝搬させる新しい仕組み「Rotor」はまだ導入されておらず、時期も発表されていません。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 約150ミリ秒は開発元が示している値で、切り替え後の第三者による測定はまだこれからという段階です。利用者側はウォレットなどで特に操作する必要はないと伝えられています。「確定が速い」は送金を待つ時間の話なので、取引所の入出金の反映時間とは別物として見ておくと混乱しないと思います。
3. 米SEC、トークン化株式の取引所を届け出た3社を公表
米証券取引委員会(SEC)は10月21日(現地時間)、9月17日に承認した5年間の時限措置「イノベーション免除」に基づいて、トークン化した米国上場株の取引の場を運営すると届け出た3社を公表しました。TSV LLC、OKXとICEが50%ずつ出資するOKXICE、ナスダック上場Perpetuals.comの米国子会社Kephas Corporationの3社です。OKXICEはエヌビディアやアップルなど60超の銘柄を公告していますが、計16社の発行体が取り扱いに異議を出しています。SECは、リストへの掲載が免除の条件を満たしたことを意味するものではないとしています。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 覚えておきたいのは、元の株の発行体に通知して30日間の異議申し立ての機会を与える仕組みがあり、異議が出た銘柄は扱えないという点ですね。「トークン化株式」と一口に言っても、どの銘柄を扱えるかは発行体の意思に左右されるということです。開始日はまだどの社も確定していないので、続報で中身を確認したいところです。