クリプトデイリー 2026-09-08

GMOコインのLTC預入時間変更/JPYSCの裏付け資産を短期国債で運用/DBSとCitiが週末に国際決済。今日の3本です。

今日は「預け入れの待ち時間」「円建てトークンの裏付け」「週末の銀行間決済」の3本です。お金を移す仕組みと、その裏側で変わる運用を見ていきます。

1. GMOコイン、LTCの預入所要時間を最短100分へ変更

GMOコインは9月7日、ライトコイン(LTC)の預入反映に必要な承認時間を変更すると発表しました。9月16日12:00以降に同社が受領する預入から、所要時間が最短10分から最短100分になります。LTCのブロック再編成(Reorg)の発生状況を踏まえ、預入を確実に反映するための対応と説明しています。ネットワークの混雑などでさらに時間がかかる場合があり、同社からの送付に必要な所要時間は変更されません。

出典: GMOコイン公式のお知らせ

ひとこと(Jura) — 確認したいのは、送付した時刻と取引所の残高に反映される時刻を分けて見ることですね。「最短100分」は反映を保証する期限ではないので、預入履歴と最新のお知らせを合わせて確認するのがよさそうです。

2. JPYSC、裏付け資産のうち10億円を短期国債で運用開始

SBI新生信託銀行とSBI VCトレードは9月7日、信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」の裏付け資産の一部を日本国債で運用し始めたと発表しました。対象は裏付けとなる信託財産のうち10億円で、短期国債を用います。発行者であるSBI新生信託銀行が資産を管理・運用し、SBI VCトレードが発行委託者として運用指図を行う仕組みです。両社は、償還に必要な流動性を確保しながら裏付け資産を管理する取り組みと説明しています。

出典: SBI新生信託銀行・SBI VCトレードの共同発表

ひとこと(Jura) — 円に連動するトークンでも、その裏付けを誰が、どんな資産で管理するかは確認したい点ですね。今回は発行者側の資産運用の話なので、利用者が受け取る利息などの条件とは分けて読むのが大事だと思います。

3. DBSとCiti、トークン化預金で週末の米ドル国際決済を実施

DBSは9月7日、Citiのニューヨーク拠点との間で、週末に米ドルの国際決済を実施したと発表しました。取引日は9月5日で、シンガポールと米国を結ぶ決済にトークン化預金と「Swift Digital Ledger」を使いました。DBSによると、取引は数分で完了しています。発表では、企業が銀行の営業時間や時差に制約されずに資金を移動する用途を示しています。

出典: DBS公式発表

ひとこと(Jura) — トークン化という言葉は、銀行の決済にも出てきますね。今回の発表を読むときは、使われたものが銀行の預金であることと、企業の資金移動を想定していることを押さえると理解しやすいと思います。

当記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。 取引には価格変動・流動性・システム障害等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。 記事内容は執筆時点の情報に基づきます。