クリプトデイリー 2026-08-22
ビットコインが1200万円台を回復(約3カ月ぶり)、イーサリアムも40万円台に/コールドカードが全ユーザーにファームウェア更新を推奨/HashPortがJPYC決済対応のNFTマーケットを開始。今日の3本です。
今日は「相場の節目」「資産の守り方」「日本での使い道」の3本です。
相場が動いた日ほど、2本目のようなニュースを落ち着いて読みたいところです。
1. ビットコイン、1200万円台を回復 — 約3カ月ぶり。イーサリアムも40万円台に
ビットコイン(BTC)が1200万円台を回復しました。この水準は2026年5月27日以来、約3カ月ぶりです。
背景として、米国の政策動向や投資資金の流入など複数の要因が重なったと報じられています。
イーサリアム(ETH)も8月22日、NADAイーサリアム指数で40万円の大台を突破し、24時間比で10%近い上昇となりました。
関連では、メタプラネットが8月18日、米ナスダック上場のSuper League Enterpriseに出資し支配権を取得すると発表しています。
出典: CoinDesk Japan / CoinDesk Japan(ETH)
ひとこと(Jura) — 節目のニュースは「いくらになったか」より「いつ以来か」で読むと冷静でいられます。
3カ月ぶりということは、この間に買った人も売った人もいるということ。
相場が騒がしい日は取引所の口座開設やアプリのアクセスも混みやすいので、急いで何かをする日ではなく、手数料や送金の基本を確認しておく日だとぼくは考えています。
2. コールドカードが全ユーザーにファームウェア更新を推奨 — 流出被害は約1.1億ドル規模
ビットコイン専用ハードウェアウォレット「コールドカード」が8月20日、7月30日に公表した資産流出事案について追加情報を共有し、ファームウェアのアップグレードを強く推奨しました。
原因はシード(秘密鍵のもとになる情報)生成の脆弱性で、対象はMk4・Mk5・Qの全ユーザー。
推奨バージョンはMk4とMk5が5.6.1、Qが1.5.1Qです。
被害額は合計約1.1億ドル(約183億円)を超え、2026年の不正流出としては3番目の規模とされています。
更新に加えて、脆弱なシードで作られた既存ウォレットの資金は新しいウォレットへ移す必要があり、新しいシードを生成する際は利用者自身に由来するランダム性を加える(キーを予測できないタイミングで65回押す、6面サイコロを50回振る、コインを128回投げる、のいずれか)よう案内されています。
法執行機関の調査は継続中です。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — ハードウェアウォレットは「持っていれば安全」ではなく「正しく作って、更新し続けて安全」なんですね。
今回いちばん重いのは、ファームウェアを上げただけでは終わらず、鍵そのものを作り直す必要があるという点です。
自分で資産を管理する道を選ぶなら、こういう告知を追いかける手間もセットだと考えておきたいところです。
3. HashPort、JPYC決済に対応したNFTマーケットを開始
HashPortが「HashPort Market|αU」の提供を開始しました。
電子決済手段型ステーブルコインのJPYCでの決済に対応したNFTマーケットで、CryptoGamesと提携したトレーディングカードNFTの「オリパ」販売と、その二次流通も始まっています。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 中身のNFTより「円建てのステーブルコインが決済手段として使われ始めた」という部分が要点だと思います。
値動きのある通貨で支払うと、買った時点の金額が後から意味を変えてしまう。
日本円に連動する手段が決済に入ると、その扱いにくさがひとつ減ります。
国内で仕組みが増えるほど、初心者が最初に触る入口も変わっていきそうです。